みみすけの「青い空(そら)」

初心者ファミリーキャンパー「みみすけ」のキャンプにはまって行く様や、家族の日常をつづる日記です

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イベントドリブン

ヤーコンなところで

どうも、みみすけです。

ちょぼちょぼと、4月頃のキャンプの予定を入れながら、
ボランティアのライブガイドも挑戦したいと、映画館のチネチッタに通う週末(笑い)

今、仕込中の映画は、これ

別途これについては、お話しするとして、今日はその道すがらのお話し。

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どんど焼き

どうも、みみすけです。

そろそろ一月も終わりですね。
なんかとっても月日が過ぎるのが早く感じます。

今回は、先日自治会でやっていた『どんど焼き』をレポしようかと。
松飾りや、だるまなど、いろいろ燃やすどんどやき。

そして子供たちは、お餅を焼いてお汁粉を食べて、喜んで帰って行きました。
私は自治会の裏方の一人として参加。
まあ、今回は、ほとんど見てるだけのようなもんでした。

これで4月からのお役目も残りわずか。
ほっと胸をなでおろす今日この頃です。
(月一回は理事会があり、それもあってキャンプ回数が減ったんですよね)

でも、地域と共にいろんなことをするというのも
やっぱりいいよな。そんなことを考えたこの日の出来事でした。



大岳鍾乳洞

大岳キャンプ場を探してたどりついた、大岳鍾乳洞。

その入り口には、タバコ屋の軒先でもあるかのように
おばあちゃんが一人、受付に座っていました。

「え~、人いるよ~」
カミサン大いに驚いています。
なんせ、工事現場みたいなところを通り抜け、
変なトンネルを通り抜けて、やっとたどり着いた
人っ子一人通らない場所なのです。

そこに、この寒空に外気に当たりながら
来る人を待っている人がいるとは・・・

人影を見かけると、おばあちゃんはうれしそうに
「よく、こんな山ん中まで、おんでくださったなあ」
とうれしそうに言います。

鍾乳洞って、どんなだろう?

私が体験した鍾乳洞は、
・万人が楽に行ける、秋吉台秋芳洞(山口県)
・探検コースで四苦八苦したあぶくま洞(福島県)
あぶくま洞は、太った人は通れないとする探検コースを
通ったけど、あの時のような道が今回あると結構カミサンはつらい。
(カミサンはやせているのでそっちの心配ではなく、この服装では
きついという意味。一応フォローしとかないと(^^))

さらに、聞いただけでやめた入水鍾乳洞のように
水につからないといけないようなコースがメインだと今回は
やめとかないと・・・

ということで、おばあちゃんに聞いたところ
濡れることはほぼ無いし、
そんな危険は無いよ。
とニッコリされて、ヘルメットを渡されました。

そんな笑顔で言われてはもう引き返せません(爆)

早速、入口に向かおうとすると
ちょっと待って
と電気をつけてもらいました。
人が来るまで電気はつけずにいるんですね。

そろそろと行くと、入口からして屈まないと入れません。
そろそろと、入って、う~ん、これぞ鍾乳洞~

そんな感触を得ながら進んで行きました。
カミサンは面喰いながら
Kenちゃんは、ドキドキわくわくしながら、
登ったり、くぐったり、通り抜けたり・・・

明かりを頼りに行きました。

キャンプに心得のある人は、ヘッドライトとか持ってくと
便利だと思います。
(ぶつからないようにつけるのはヘルメットの下かな)

あとで、写真を見てみたら、壁は素敵な光景が
いっぱいありました。
でも、暗くてそこまで良く見えないんですよ。

一番奥で、記念写真を撮った時、それに気づいて
なんともなかなか素敵な鍾乳洞じゃないかと
感激しました。

後から来たカップルと洞窟内で対面。
結構皆、洞窟を楽しんでいました。

Kenが滑って転ばないかが心配でしたが、特に問題ありませんでした。

戻ってくると、おばあちゃんは、いろいろ話をしてくれました。
50年も前に、戦争から帰ってきた旦那さんが、この洞窟を掘り当てた事
戦争中のことや、戦争のあとのこと、何人もお子さんがいることや
ここには365日休まずに来ていること(朝、娘さんが送ってくれるとのこと)

ご主人が守ってこられたこの鍾乳洞を、自分が守りたい。
少なくともご主人が無くなった年までは(あと2年でその年になるそうです)
ということでした。
もちろん、もっと長生きしてくださいなとお話ししましたが、
なんて素敵なおばあさんだろう。さぞかし、ご立派なご主人だったのだろうなと、

そう思った次第です。

帰り道、ふと、
あの、麦の郷の管理人さんも、僕らにおばあちゃんに会ってってほしい

って思ったんじゃなかろうか・・
ふとそんな気がしました。

是非、良心的な方のみ、おばあちゃんに会いに行ってくださいな

大岳鍾乳洞に関しての、すばらしい記事は

家族でお出かけ「大岳鍾乳洞」 と もにょさんのページ をご参考に!


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2010年のクリスマスの出来事

昨年のクリスマスのことですが、子供の成長記録を兼ねて残しておこうと思います。

この日は、うちは家族でお祝いをします。姉夫婦や、両親、そしてうちの合計7名。
そして、今年も出しモノのメインは、マル鳥。

当然、私が担当です。
でも、レシピは、クレームがついて、今年はカミサン好みのレシピに決定
(石鍋シェフのカンタンなんとかレシピってやつなんです。
ブックオフにて入手。しっかり者のカミサン)

このマル鳥。
ピラフを入れて、お尻をホチキスで留めるんです。

「ホチキスは駄目だろう!!」
みみすけは、力説しますが、カミサンは
「石鍋シェフに逆らう気??」
となんだかかなり立腹しています。

でも結局、タコ糸で縫うことで同意しました。
「やれるもんなら、やってみなさい」
ということらしかったです。

そんなわけで、クリスマスの昼にKenは一駅先の空手道場のクリスマス会へ、
車の迎えは4時半なのでカミサンもいったん戻ってきて、
準備におおわらわ。
みみすけも、4時から仕込み開始。
ピラフを作って、マル鳥の尻から詰め込んで、
タコ糸で縫う。

「う・・・手が滑って、針がマル鳥から抜けない」
タコ糸なので、糸が太くて、鳥の皮のところで
突き抜けなくて止まっちゃう。
針を持つ指の握力の無さが問題です。

「あ~どんすんべ」
そうだ

ペンチを持ってきて、ペンチで針をしっかりとはさみ
これで縫うと結構簡単に縫えました。
(見てたら、きっとカミサンは、ホチキスにすればいいのにと
云ったと思います。
ホチキスは最後に切り落とすレシピなんですが
わからなくなったら大変と思うので)

そんな時、携帯が鳴りました。カミサンからです。

「Kenちゃん、居ないんだけど何か連絡あるかなあ~」
午後の4時40分ごろです。空手道場は通常4時半に終わるのですが
クリスマス会で10分ほど早く終わったとのこと。
いつも外で待ってるKenちゃんなのですが
今日はその定位置にいないというのです。

「道場にも聞いて見たんだけど、もう帰ったって言うのよ。
待ってる事になってるのに」

一駅も先の空手道場なので、当然のことながら
現時点で家にいるわけもなく、
続けて探して見るということになりました。

電話を切っても、なんだか、気になりましたが
とりあえず仕込みを続けます。まあちょっとトイレにでも行ってて
離れたとか、そういうことかもしれない

仕込みを続けること20分。5時ごろまた、
カミサンから電話があります。
「そっち、帰ってきてない?」

カミサンは、通りの人間に目を凝らしながら探し回ってもいないので
来るまで走っては止まり、走っては止まりしながら
こちらに向かって、車で帰ってくる途中です。
でも、Kenらしく人影は無いというのです。

まあ、帰ってくることも考えられなくはない。
とにかくさらに探しながら戻るように言い、電話を切ります

とはいえ、気になって仕込が止まります。

まさかとは思うが、さらわれたのでは。

今まで、Kenが待ち合わせ場所から居なくなったことは無く
今日はクリスマスという特別な日。
サンタの格好したサンドイッチマンだって、通りには出てるかも知れない。

そんなことを考えると、前に見た「あかね空」という映画を思い出します。

いろいろ考えますが、さらに10分後、こちらからカミサンに連絡。
「まだ見つからない?」
「全く分からないわ」
「今どこ?」
聞くと2/3ぐらいは戻ってきています。

「おかしいな・・・」
「そう思う・・」
「警察に電話しようか、早い方が良いに決まっているし・・」
「・・・・うん、、、じゃあそうして」

なんて言うんだろうと思いながらも、
携帯を切って、家の電話で警察に電話。
「非常の連絡ですか?」
「あの、子供がいなくなりまして・・・」

年齢や性別など、状況を話しているところで

ピンポーン

「今、なったみたいですけど」と警察の方

あ、はい

Kenが「ただいまあ」
疲れた顔で門の外にいました。

電話の警察の方にただただ、お詫びをし、
拳固したり、抱きしめたりと大騒ぎでした。
事の重大さに、Kenも気づいたようでさんざん泣きながら
謝っていました。

すぐに、カミサンの携帯に連絡。

ほっとして帰ってきたカミサンが延々とKenをしかり続けたのは
言うまでもありません。

どうも、Kenはクリスマスパーティが空手道場で終わったら
家のパーティのことで頭がいっぱいになっちゃったらしく、
どうしてもすぐに帰りたくなってしまったらしいのです。
かなり待ったけど、カミサンが迎えに来なかったと思ったみたいで
空手道場のパーティが早く終わったのも、一因ですが
実際には15分も待っていないのに、もう迎えは来ないと
(カミサンは忘れている)と判断して、一駅歩いて帰ってきました。

何考えとるねん!

道は着くころにはかなり暗くなってましたので、
本人もかなり心細かったと思いますが、どれだけ心配したことか。

「親の心はわからないのよねええ」

そんなことをパーティに来た、私の母がニコニコしながら
話していました。

結局、仕込遅れにより、30分遅れで始まったパーティは、
楽しく行われ、最後はKenのバイオリンで締めくくりました。

ああ、楽しいクリスマス会になってよかった。。。

p.s.
その後、Kenは帰宅について、いくつかの対処法と、
守るべきルールを言い渡され、
守らなかった場合にKenにとって致命的な罰がかされることになりました。

クリスマスプレゼントのふくろうを見るKenコーンとお米をいためていますマル鳥のお尻にピラフを詰め込みますクッキングペーパーにくるみます

電子レンジで、三分、ひっくり返して1分。これで形が固まりますフライパンで、側面に焦げ目をつけますめんどくさいので、ガスオーブン君登場いい色にこんがり焼けてきました

できあがり~。皿の上にマル鳥を移します食卓のデザインは、カミサンですさて、そろそろクリスマスパーティが始まります最近やってらんなくってよお(怒られちゃったしよお)。酒屋のオヤジの図

乾杯後地味に飲んでます。。ジュースです切り分けにいそしむみみすけ皿の上のまるどり。奥にコーンピラフが詰まって見えますジューシーチキンクリスマス気分ですまるどりと食卓の色どり物凄い速さでなくなっていく丸鳥クン次はkenががんばる出し物。バイオリン

Kenもバイオリンうまくなりましたバイオリンを弾くバイオリン



かっちゃんとスケバン

かっちゃんは、昔からの何でも話せる古い飲み友達。
そんな、かっちゃんと今日もいるのは「沖縄の老舗の味」と書かれた
ノレンのかかる高架下の安酒場。

まばらに入ってくるお客で、バックに流れるユウセンの歌が、入口の
ドアに仕掛けられた「チャリン」という音にかき消される。
すると、海ブドウを頬張っていたかっちゃんが、泡盛のグラスを見ながら
想い深げに話し始めた。

「おまえさあ、阿貝って覚えてる?」
「女の子? たしか小学校の時の同級生じゃなかったっけ」

「そうそう、その阿貝。細面ですらっとしてて、ふわっとしたセーターとか、よく着てた」
「いつも笑顔だったね」

「おまえは、すぐ引っ越しちゃったから知らないだろうけど、あいつもいろいろ有ったんだよ」
かっちゃんは、グラス片手に奥の灯りをすかすように眺めると、
沖縄名物の豆腐ようを楊枝で一筋こすり上げて口に運ぶ。

その目には、昔の情景が浮かんでいた。

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