みみすけの「青い空(そら)」

初心者ファミリーキャンパー「みみすけ」のキャンプにはまって行く様や、家族の日常をつづる日記です

この画面は、簡易表示です

音声ガイド

ボーイスカウトとぎっくり腰、そしてチュプキ タバタと

みなさん、お元気でしょうか
みみすけです。お久しぶりです。
全く更新が途絶えてしまい、どれだけの人がこれを見てるかわかりませんが
近況も含めて、更新させていただきます。

息子のKenは中1になりました。元気に地元の中学に通ってます。
勉強は塾にも行き、休みの日には部活かボーイスカウトか、と忙しい日々を送っています。
先日、ボーイスカウトではオーバーナイトハイクということで50km歩いてきました。
今までオーバーナイトハイクには行ったことなかったので、ちょっと想像を超えた試練だったようですがビッコ引きながらも、歩き通したということで、ずいぶん成長したな
と嬉しく思いました。

ところが、炊き出しということで、最後の到着地で場所を用意にスタンバイしていたみみすけは、
ほとんど必要のない作業で自爆。ぎっくり腰になっていまいました。
こっちは成長ではなく退化ですな。情けない情けない。
昨日、神経ブロック注射を8箇所うち、今日はほぼいい感じ。明日から会社に行けるかなって感じです。

キャンプは引き続き行ってます。あまりブログに書かなくなっちゃったけど、去年の夏は長瀞に行きました。アイス(もなか)も美味しかったし、川下りも絶妙。とても素敵でした。お風呂はまあまあかな。

去年の5月GWはいつもいってる大野路ファミリーキャンプに行きました。
あそこは1か月前でも予約できるので、本当に助かります。夏まだ決まってない人は、オススメですよ。夏はちょっと暑いからその辺は工夫してね。

この時は、友達連れで行ったので、こんなのが大活躍したっけ

D.O.D(ドッペルギャンガーアウトドア) ポータブルバドミントンネット

Kenは友達との試合でひたすら盛り上がってました。風にもそこそこ強く、優れもの。わたし的には買いでした。

今年のGWはキャンプを始めてから初、どこにもキャンプに行きませんでしたが(Kenも何かと忙しく)、日帰りで神奈川八景島のシーパラダイスに行ってきました。
それはそれで楽しかったです。(イベントの列は1時間待ちなので、その点は大変でしたが)
子供は入り口近くにあるスパイ大作戦のイベントにはまりました。赤外線に見立てたレーザーをかいくぐり、向こうの壁まで行くゲームなんですが、まだの時点でいきなり足を踏みだし、レーザーが照射された時点で足に当たり減点。何やってるんだよKen。ズッコケは中一になっても健在です。

あと、魚のつかみ取りもしましたよ。
カッパマンとの因縁以来、つかみ取りがあれば必ず参加するKenでしたが、ものの5分でアジとブルーサーモンを取ってきたのには驚きでした。
とったものは食べないといけないルールなのでそこで終わりにさせたんですが、その場で天ぷらにされてかなり美味しかったのでもっととってもよかったね。と話し合いました。

 

そして、話は変わりますが
今、私は、ブログを頻繁に書いていた頃から始めた、シティライツの活動音声ガイドの活動をしています。
今日は報告方々、ちょっとお願いがあって記事を書きました。

このブログを見たことがある人は、私がシティライツという活動にはまっていった経緯もご存知かと思います。

思えば、シティライツに行き着いたのは本当に多くの偶然の結果です。
学生時分、かけがえのない友人に囲まれて楽しい日々を送り、社会に出てからもその仲間とつるんで旅行に行くのが楽しみだったこと。カクテルを作り酒盛りをしたあの頃。
親友の死とともに、胸の中にぽっかりと空いた穴。仕事に埋没してもその穴は消えなかった。
仕事のしすぎで体を壊し、前線から離れたこともあり、その過程でキャンプを知った。

キャンプを楽しむうちに新たな仲間の存在がありがたくて、楽しくなった。
でもそれでも彼の代わりはいない。徐々にポイントを社会に貢献できないか考え始め、
そう思っている時に、シティライツに出会った。不思議なことに彼と同じ眼差しを感じた。
そしてその多くの人の人柄に触れる際に、彼との思い出が楽しく蘇るのを感じた。

あれから7年、依然として自分の音声ガイドに関する習熟度は低く、視覚障害者や聴覚障害者について何を知っているかといえば、わからないことだらけ。特に失礼なこともいっぱいしているんじゃないかと思う。時間がなくて誘導ボランティアも全然行けてない。音声ガイドも手直しだらけ。
でも、それも含めて許してくれている、前に進もうと言ってくれる友がいる。

そんな僕も含めた仲間たちの今の願いが、「ユニバーサルシアター チュプキ タバタ」の設立です。
音声ガイドを常設で上映補助としてつける映画館として、初めて本格的に稼働します。

その映画館は、星空を描いた天井。床は芝生のイメージ。自然を模したこじんまりとして映画館になる予定。もちろんあなたや私といった晴眼者と、視覚障害者や聴覚障害者、肢体障害者も含め皆が映画を一緒に楽しめる空間を作る。時にママ友たちとの憩いの場になり、時に地域の問題を考える場にもなり、地域と深く関わりながら、一緒に発展を目指す。そんな場所。

いつかキャンプの関わりもここでやれたらいい。またキャンプ場にチュプキの出前もできたらいい。
そんな夢が僕の中にも広がっています。

お願いです。支援というチケットを買ってください。一口1000円。それ以上は望みません(いや多い方がそりゃいいけども)。
でもこれは、僕にはあなたへの旅行の招待券(切符)だと思えるんです。無料でないのが痛いとこだけどね。

キャンプ道具を探して、このホームページを見つけた方へ
私のキャンプ道具の記事に、少しでも賛同できたら、この切符もちょっと気にしてみてください。
この切符はあなたを旅行に誘い(いざない)ます。そこにはあなたの知らない人々と世界があります。

そしてきっと、その旅行には青く澄みわたった空が、あなたを待っています。

 ユニバーサルシアター チュプキ タバタへの募金のお願い

チュプキ タバタの公式ホームページ

   スクリーンショット 2016-05-22 6.03.07スクリーンショット 2016-05-22 6.02.38

 最後に、チュプキ タバタの現状を貼り付けお願いとさせていただきます。


【目が見えなくても映画は楽しめる、日本初のユニバーサルシアター】

《目標金額の半分を突破!あと750万円必要です!!》

◎寄付はこちらから
http://www.citylights01.org/bokin.html

団体の言葉を信頼して、お金を振り込んでくださる。

そのお金には、それぞれの生活や仕事から巡り巡ってやって来てくれたものだと思っております。

「応援してます。」「勇気もらえました。」という言葉をいただく事もあり、どれだけ支えられて、助けられているかわかりません。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

これはもう誰かという特定された夢ではなく、シェアしてくださった、支援してくださった、全ての人の夢なのだと思っております。

皆さまと一緒に夢見れている事が、かけがえのない時間であり宝物です。
だからこそ絶対に叶えて見せます!!

そして皆さまが映画館を作ったと実感して頂けるように、DIYで床を張ったり、シアターの壁を一緒に塗装しようと考えています。

それが思い出となり、心という果てのない宇宙に刻まれたら嬉しく思います。

日本点字図書館さんが、毎月発行されている5月号の対談をアップさせていただきます。

https://youtu.be/bEb490aDO7g

目標金額の半分まで達することが出来、改めて初心に還りたいと考えたからです。

皆さまもその時のワクワクした気持ちを、感じて頂けたら幸いです。

引き続き、ご支援・ご協力のほどよろしくお願い申し上げます。



音声ガイド研修を終えて

だんだん、隔週から、月毎、さらに季節ごとのブログ更新に
なりつつあるこのブログですが、皆様いかがお過ごしでしょうか
みみすけです。

先日1/23(土)に音声ガイド研修の最後の回を参加してきました。
シンドラーのリストを11月より、毎週音声ガイド作りに没頭してきましたので
今週で終りというのは、感無量です。

音声ガイドというのは、セリフの合間に、シーンの説明を付け加える
副音声とか、音声ガイダンスなどといわれるものです。
(監督によるコメンタリーとかいうのはこれじゃあありません)

視覚障碍者の方が、頭の中で、映画のイメージを思い浮かべられるように
映像を分かりやすい表現でいうことや、場面の切り替え毎に
いつか、どこか、何人か、などを説明することが必要です。

しかし説明しすぎると、作品の良さを消してしまうことにもなるので
微妙な、さじ加減が必要なのです。

特に、今回のシンドラーのリストは、監督が監督だけあって
本当に、一つ一つのシーンに描写すべきことがテンコ盛り。
しかも場面がコロコロかわる手法も使われており
解説作りに、皆 頭を悩ましました。

そして、それぞれ言い合った原稿が監修の方によりさらに磨きあげられ
出来上がったものを、その日モニターの方に聞いてもらい
作品としてわかっていただけるかを確認します。

モニターの方は 70才を超えた男性の方ですが、我々の
主要メンバの一人でして、大変映画の解釈も深い方です。
感覚も鋭敏でして、指摘も非常に的を得ています。

モニターをしたい方は実は多いのだけれど、モニターのできるほど
映画に精通してかつ、作品の出来をきっちり指摘できる方は
そお多くはないので、いつも多忙な毎日を過ごされています。

シンドラーのリストは3時間を超える超大作。
しかも、映像による見せるシーンが盛りだくさんなので
音声ガイドはかなりの量になりました。
私としては、はつの作品の出来栄えに、おっかなびっくり
その方の表情を見たり、作品を眺めて、まだ修正するところがないかと
確認してみたりしましたが、やっぱりそれでも作品のクライマックスでは
涙が止まりませんでした。

モニターの方が、
「この作品はいい作品だねえ。そういうことだったんだ
この作品大好きになりましたよ。すばらしい」
そう皆さんに対して、話されたときに本当に充実感を感じました。

残念なのは、この作品は日本点字図書館に置かれるのですが
それを借りれる人は、障碍者だけだということ。
できれば晴眼者の人にも見てもらいたいなと思いました。
それほど、隠れた描写の多い、一度ではわからない多くのことを語りかける
作品でした。

このへんも著作権とかいろいろな縛りがあるんですよね。
自由にそういう壁をなくして、共に映画を楽しめるように
早くならないかなあと思います。

現在日本は、視覚障碍者の数も増えています。
その中でも高齢者の視覚障碍者の増加は、他国の約5倍の速度だそうです
それは障碍というのか、老化というのか、そこに境がなくなる時代が
すぐそこに来ようとしていると思うのです。
それに対して、日本の法整備は遅すぎる。
そう思うのは、きっと私だけでは無いはずだと思う。

今日は、堅い話で、最後まで硬く落ちもなしで、すいません。

あ、高田馬場の日本点字図書館(分室)近くのラーメン屋(つけめんや)さんは
とてもおいしかったです。(ははは)

ではでは。



音声ガイド研修(シンドラーのリスト)

みなさん、いかがお過ごしでしょうか
ナチュラムの皆さんのところにもお邪魔できないのを心苦しく思う今日このごろです
最近は、徐々に足腰のほうは治ってきて、全快まであと一息の状況です。

整体の先生からは、行く度に新たなリハビリのメニューが示されて、
結構な筋力トレーニングをする羽目になっています。(^^;)

みみすけの近況といえば、今月から音声ガイドの研修を受けることにしました。
いつもボランティアしているシティライツの主催です(無料)。
その関係で、11月~12月はキャンプに出撃することはなくなりそうです。
まあ、残念ではあるのですが、このブログを見てくれている方は
最近私がどれだけ音声ガイドのやり方を会得したくて、あがいてたか
ご存知だと思うので、ご理解いただけるのではないかと勝手に思っています。
(というか、夏のキャンプレポ、、たんまり溜まってる奴をとっとと書け~)

え~と
昨日が私にとって最初の研修日だったので
(第一回はカミサンの手伝いでいけませんでしたので)、
一日参加してきてまだ余韻が残ってます。
その話をします。

今回の研修では「シンドラーのリスト」という作品に
音声ガイドを付ける作業を行います。
これは日本点字図書館で音声ガイドCDとして、
視覚障害がある方に貸し出されることになります。
といっても、音声ガイドの作成工程はいくつにも分かれています。
その一部を行うというスタンスです。
どんな工程があるかというと(ちょっと推測入ってます)

① 台詞(せりふ)起こし
② 音声ガイド原稿作り
③ 音声ガイド録音
④ CDにするためのタイミングや音量調節等の監修作業

台詞起こしとは、台本を作る作業です。これもボランティアのひとつです。
音声ガイド作成で手書きの台本とか提供してもらえる場合はよいほうで、
通常はDVDを聞きながら、一字一句EXCEL表に書き込んでいきます。
ちょっと前に、実際にやったのですが、結構大変。
台本がある場合でも、聞いてみると全然違ったりします。
(台本あっても現場や編集でどんどん替わっていくんですねえ)

あと、セリフ起こしは、シーンの切れ目とかそういうものを入れて行き、
どこに音声を入れる余地があるかを考えつつ、空白行も挿入していきます。
これが無いと何も始まらないので、急いで作られる地味な作業ですが
ある意味、単調でもあるので出来る人が限られる作業でもあります。

続いて行うのが、今回研修している、音声ガイドの原稿作りです。
やる内容は原案作成とレビューです。
各々該当する場所をDVDを見て確認した後、どこにどういうガイドが入れられるかを考え、
EXCEL表に埋めていきます。
音声ガイドというのは、「セリフ以外の部分で語られない映画の情景をわかりやすく伝え、目の不自由な方々にも一緒に映画を楽しんでもらう」という目的で作られるものです。
ですから、映画の流れを妨げるものではいけないし、
聞いてわかりやすくなければいけない
また、役者の方や監督達が渾身の思いをこめて作り上げたものなのですから、セリフと被らない(かぶらない)ことが前提。
だから喋れる時間も合間の時間で、かつあまり頻繁でもなく
などといろんな条件がついてきます。かつ場面が変わった時や字幕が出た時は間髪入れず、説明しないと聞いている人は状況がわからなくなって映画から乗り残されてしまいます。

ということで、
ぶっちゃけ言っちゃうと、完全無欠な音声ガイドというのは
まあまず、作れません(爆^^;)
人によっては、音声ガイドは細かく説明してほしいという人もいるし、最低限でいい人も居るし。
でも、全くなしでは、目の不自由な人は、やっぱり映画は楽しめない。
だから、目立たない路地で咲く花のように、音声ガイドがついてることがやっぱり大事なんです。

さらにその次は音声ガイドを吹き込むことですが、
おそらく第二回シティライツ映画祭のマルタのやさしい刺繍を吹込みしたように、
スタジオかどこかで音声ガイドを吹き込むんじゃないかと思ってます。(推測です)

さらなる工程は、まだやったことがないので、私はよくわかってません。またいつか、全体がわかってご報告したいと思います。

~~~~~~~~~~~

ちゅうことで、
音声ガイドの研修に出かけてきました。
場所は高田馬場駅にある、日本点字図書館の分館。
行くのも初めてなので、戸惑いながらのスタートです。

行くと、シティライツの代表(リーダって呼んでます)が粛々と
機材のセッティングとか準備をしていました。
10数人ぐらいがmaxな感じの会議室兼、座談室
(奥に和式のエリアがあるので)
って感じで、そこにプロジェクターとDVDプレーヤーを持ち込んで、
作った人がマイクでその部分を場面に合わせて読み上げ、
10分くらい通して場面を説明した後、レビューをしていきます。

準備をしていると続々と人がやってきて緊張します。
20代から40代の女性でしょうか。男性は昨日は私一人でした
(ここまで来ると開き直って、逆にくつろいでたという話もある)。

予め、原稿を作っていくのですが、
皆さん本当に作品の背景や時には監督の背景や
作品に関するインタビューまで調べ上げて、ガイドに取り組んでいるのに脱帽でした。
例えば、シンドラーのリストが今回のガイドする作品なのですが
原作を読んだり、翻訳を見たり、時代考証となる情報を検索してみんなに展開したり。
軍服や腕章の話とか、ドイツ人将校の当時の職位の制度とか。
本当に調べると奥が深いようで、なんともすごいの一言。

そんなわけで、みみすけの書いていった原稿は
ほとんど影も形もないほど指摘で埋まりましたが、
多くのことに気づかされ、本当に勉強になる一日でした。

また、ガイドの一文を決めるために、何度も再生しなおし、
ここで運ばれる酒は、ワイン、コニャック、それともシャンパン
とか目を凝らして皆で確認する一幕も。

ちょっとしたコミカルな部分も、何べんも見直したり、
皆で話し合ったりすることで、よくわかります。
中には映画関係の仕事をしている方もいて、このカットって
こういう意図があるんじゃないかな とか
見えていなかった監督の意図とかもわかってくる。
映画好きの人ならば、結構役得な時間ですね。(^^;)

もっとも、女性ばかりのところで思いっきり濡れ場のシーンを
見ると、ちょっとコメントに困りますね。
あまり緩んだ顔も。。。。

え、私?
一番前に座ってたから、緩んだ顔は見られてないと思うよ(爆^^)

p.s.
お知らせで~す。
この度、「街角の月明かり」というBlogをオープンしました。
音声ガイドがついているDVDについて操作レビューも含めて
まとめてお伝えしているものです。

シティライツが管理するようになるまでの何ヶ月かの暫定の管理人ですが、
お時間があれば覗いてやってください。

日本ブログ村の映画レビューランキングも入ってみたんですが
いきなり50位以内に入って、実際のところ作った本人が
一番驚いています。
それだけ、皆さん必要としているということでしょうか。

また次回、いつ更新できるかわからないけど
がんばってま~す。みんなも一週間元気に過ごそうね~(ではでは~)




top