空の向こうの友へ。。。封印をとくよ

ちょっと、苦手な人はスルーしてください。すいません

空の向こう(すいませんスローライフ&スロカノさん。このフレーズあんまり感動したので借用させてください)の親友がいます。今年の7月7日が7回忌?でした。

大学時代からの友人で、なにかと家に行っては一緒に宿題をやったり、遊びに行ったり。
彼は活動範囲が広い社交家で、友人も多い多趣味な男でした。雑誌の編集のサークルに入っていて編集長もしていました。流行にも敏感で、当時人気だった米米クラブのコンサートに一緒に行ったこともありました(つくばの奥地から、車をかっとばして、東京のコンサートに行きましたっけ)

会社に入ってからも月に一度は彼の家で、気の許せる友人たちとともに鍋会をしました。ジンギスカンをやったり、おでんを食べたり、そこでいろいろ仕事の話をしながら、お互いの話をするのが何よりの宝物でした。
彼はASCIIという雑誌編集の会社に入っていましたが、インプレスという会社に創業者と一緒に移っていました。「今度出す雑誌なんだけどさあ」といろいろ意見を聞いたり、こんな本がほしいという話に付き合ってくれたり。。
そこで、お酒が本格的になると、出すのは私のカクテルセット。新入社員の頃に買ったカクテルセットで、つたなくも、カクテルを造ります。皆で「これは良い」。「まずいじゃんこれ」。「きっついはこりゃ」、なんていいながら、わいわい飲んだものです。

とにかく面倒見のいい男で、何かあるとほっとけなくなるらしい。「デートをすることになったがどこへいけばいいかわからん」というと、即座に書店に連れて行き、ここの遊べるドライブ編のどれかを選べという。そんなこんなでいつもサポートしてもらう。僕は、何かあると彼に電話し、悩み相談しては、一緒に飲んでもらったり、遊びまわったり、そんなことをしていました。

ある日、電話をしていて、新スタートレックで、ドクターの息子が、今は無き父のビデオレターを見て、空虚感を味わうシーンを話すことがあったとき(なんでそんな話になったかは忘れた)、「やっぱ、ビデオはよしとこう」とぼそっと彼がいったのが忘れられない。何の事?ってそのときは聞いたら、ごまかしていたけど。その頃からガンが進行していたらしい。

NHKの「世紀を超えて」というガン医療の番組に彼が出演したとき、なんともびっくりしたけど、それ以上になんとも恐ろしかった。彼の行く末がどうなるのか。。。やはり、恐れたとおりに彼は空の向こうに行ってしまった。7月7日、七夕の日は彼の家族にとっても僕にとっても、もうひとつの意味で特別な日になった。今でも七夕の日に空を見上げると、「銀河鉄道の夜」のように彼の乗る列車が見えるような気がする。

それから、僕はカクテルを作るのがなんとなく嫌になった。罪悪感とまではいかないけど、何かカクテル作りというそのものが色あせてしまって、、、やっぱり、友人と一緒の思い出のものだから。。。

あれから7年強。そんな日々をすごしてきた。でも最近違ってきたんだ。yutaさんたちのBlogやオフの様子を見たり、そこで楽しくカクテルを作っているのを見て猛烈に、また作りたいなあ。自分も楽しみたい。そんなことを思うようになった。

それはひとえに、家族が支えてくれて、昔の友人が支えてくれて、そして、新しい友人(Blogをみてくれるあなた方のことです)も日に日に増えていく。その中で、新しいことに目を輝かせる自分がいる。何事にも歓喜する自分がいる。

だから、山下。封印をとかせてもらうよ。カクテル作りも再開する。
たぶん、君が一番喜んでくれるだろう?何でも自分のことのように心配してくれる君の事だから。

【ホット・エッグ・ノッグ】
ラム      — 20mg
ブランデー  — 10mg
暖めた牛乳  — 70mg
卵黄      — 1個
砂糖      — 1+1/2 tsp

数年ぶりだから、腕は鈍っちゃいるが勘弁してくれ。
とりあえず第一弾、味わってくれ。君の好きなソルティドッグはまた今度ね^^)y

彼のプロファイル:
山下憲治
彼のHomePage
(アクセスすると彼も喜ぶんじゃないかな。創造性を感じてほしい)
また彼は人に勇気を与え続けている。今でも(7月2日のところ)

つくづく君はすごいよ。じゃあまた。いつかソルティドックで乾杯しよう。
それまでに僕はもう少し、腕を磨いておくからさあ。



  • むぅ・・・泣かせるお話ですね・・・
    じっくり読んじゃいました。
    身近な人の死というものは人それぞれ受け止め方が違うものであり、乗り越え方もまた違うのですよね。
    みみすけさんの乗り越え方もまたみみすけさんなりであって、男前ですよ。
     
    実は私も同級生のツレを一人亡くしております。
    20年近く前ですが未だに消化しきれておりません。
    ですがここは一丁みみすけさんとご友人の友情に乾杯したいですね(^^
    かけがえのない想い出、、、大事にされて下さいね!

  • ・・・・・・・・・・・・(T T)
    実は、グリも4~5ヶ月ぐらい前にうつになりかけたことがあります。
    喉の違和感やら、胃の苦しさ、頻尿やお腹の張りなどありとあらゆる症状が起きました。
    その度に、喉頭ガンだ!胃ガンだ!と騒ぎまくって、パニック症候群にもなりかけました。
    それはそれは苦しくて、呼吸困難になるぐらい。
    毎日、死を考えるようになり、ハゲもできました。(いまだ完治せず)
    スタトレの話の部分・・・・
    お友達さんの心境がちょっこっと理解できます。
    つらいんですよね~、自分に置き換えちゃうから・・・。
     
    グリは今は元気を大分取り戻したので、頑張って生きてます!(薬はいっさいつかいませんでした)
     
    って、グリの話になっちゃった!
     
    とにかく、グリの心にすっぽり入ってきたお話でしたよー!!

  • 正直、なんて書こうか考えちゃいした。
    私が、ミミスケさんのお役に立てれば、山下さんのお役にも立ってるのかな?
     
    私も友人を亡くしています。22歳の時に。
    たまたまなのか、それ以外周りの皆は、元気にしてますが・・・
     
    でも、明日は我が身・・・
     
    タイムリーな話ですが、先日公開になった「象の背中」と言う映画をご存知ですか?
     
    あれ見に行きたいんですよね。
    話それましたが・・・
     
    ミミスケさん、今度カクテル作って下さいよ!?
     
    お役に立てれば!?

  • ■□□□ みなさん
     
    今回は、なんか読み返してみると結構赤面物のBlogで、昨日はホットエッグノッグを飲みながら書いてたんですが、ちょっと筆が滑りすぎたかなあ なんて。
    そんな中、コメントをくれた皆さん、本当にありがとうございました。
     
    コメント受け付けないようにしようかと思ったけど、受け付けるにしといてよかったです。こんなにいろんなお話が聞けるとは。。
     
    ■□□□ logさん どうもです
     
    なんだかんだと時は過ぎていくんですけど
    変わらないこともあるもんで、なんか書いてみたくなりました。どうもありがとうございました。そしていつかlogさんも消化できることを願ってます
     
    ■□□□  愚裏虎 さん どうもです
     
    大変だったんだね。そんなこともあったとは。。
    愚裏虎 さん も元気を取り戻して、いっしょにがんばりまっしょい(笑)
    ありがとね。
     
    ■□□□  yutaさん どうもです
     
    >山下さんのお役にも
    山下が何を喜ぶかいまだにわかるようなわから無いような(^^)
    昔は、仕事を頑張ることが彼の供養になるかと思ったりしましたが、今は一生懸命地道に生きてくことが彼が喜ぶんじゃないかと思ってます。
     
    >明日はわが身
    本当にそうなんですよね。気がつくと人生も半分近く。やりたいこともっとやらんとね、って思いました。
     
    「象の背中」 検索してみました。
    これは彼と思いが重なりすぎていて、僕は見に行くのはちょっとカナ。^^;;)
     
    今度カクテル。つくりまっせ~
    でも頭の中からレシピはすっかりなくなっているので、まず本を読みながらかなあ(笑)
     
    こうご期待。ありがとうございました

  • じっくり読ませて頂きました。
    友人の死をブログにのせるのにはかなり抵抗があったかと思います。
    でもこれもひとつ供養の形なのかもしれません。
     
    しましまの大学のゼミ仲間が、先月亡くなりました。
    ひさびさに大学のゼミ仲間から連絡をうけたら、まさか。。。と思いましたが。。。
     
    しましまのまわりでも、この5年間で若くして空へ旅立った知人、友人は他にも3人もいます。
    みんな、あまりにも早すぎたよ。
    生きるという意味をしみじみと考える秋の夜長です。

  • ■□□□  しましまパパさん どうもです
     
    抵抗というか、書いた後のほうが赤面ですね。(^^;;) でもなんか彼にことわっとかんといかんようがして、それをいうのがこのBlogが一番適切なような気がしたので。。
     
    そう。身の回りで亡くなる人がいるとなんともいえないですね。私の場合は一人でこうなので、3人もいるとどうなのか。。。
    うちの父(77)は毎月そんな目にあっていて、聞くと、「慣れてくしかないが、慣れんのだよねえ」といいます。いつになっても、なかなか難問のようです。。

  • 先ほどはご訪問ありがとうございました。
     
    そして早速読ませて頂きました。
    みみすけさん、そして山下さんともにお互いが信頼しあいそして助け合って最良の友だった事、そんな彼を失ったみみすけさんの姿を想像し涙が溢れそうになりました。
     
    最良の友は、家族と同じかけがえのない存在だと思います。
    命日には山下さんにカクテルを作ってあげて思い出話、そして今の自分を語ってあげてください。
     
    ここで恐縮ですが、宜しければお気に入りに入れさせて下さい。よろしくお願いします。
    ( ^.^)( -.-)( _ _)

  • 封印が解かれ彼も喜んでいると思います
    いつも一緒だった友には笑顔で過して欲しいと
    空の向こうの友は願ってると思います。
    切欠はどうであれ、カクテルを作りたいと思うようになったとゆう事は
    きっと、みみすけさんの気持ちも軽くなられたんじゃないですか?
    これからは、新しい友と笑って過す時間を作ってくださいね
    もちろん私も、カクテルを楽しみにしています^^
     
    空の向こうの彼のサイトは、興味がいっぱいです
    後ほど、ゆっくりと読ませて頂こうと思います
    教えてくださって ありがとう

  • ■□□□ lilt さん いらっしゃい
     
    いやあ、そんなふうに言っていただけると、目ガシラと顔が熱くなります^^;)
     
    かけがえの無い存在であったのだけど、何もしてやれなかったという感じもしてなかなか。。
     
    お気に入りありがとうございます。こちらも登録させていただきました。今後ともよろしくお願いします。
     
    ■□□□  いがちゃんさん いらっしゃいませ
     
    ありがとうございます。確かにそういう奴で。
    これからは、カクテルを何かにつけて作らせていただこうと思います。^^)y いがちゃんさんにも持っていきますよお。
     
    何事にも興味があった彼。読んでいただければ、何よりもうれしいです。

  • 7月7日は出会いの日と思ってましたが、みみすけさんは別れの日として迎えていたんですね!?
    人それぞれいろんな運命がありますが、若くして逝ってしまうのは思い残すことも多く悔しいことでしょうね。
    その悔しさを友人が晴らしてくれるのを彼方から見守っているんだと思います。
     
    しかし、7回忌を迎えてまだHPは残されているんですね~。
    これは永久保存版ですね!

  • ■□□□ Chum88さん おはようございます
     
    そうですね。手術があったのですが、彼は帰ってくるつもりでいたので、特に用意もせず行ったそうです。子供と奥さんを残していくのは何よりも気がかりだったと思います。
     
    でも、九州にご家族が帰られたこともあり
    なにもできずに私は今日を迎えています。
     
    一日自分なりに生きてくことが、供養になればよいのですが。。。
     
    HomePageは会社の創立メンバーが特別功労者として残してくれているみたいです。